安田川流域に開けた安田町は、中山間地での林業、平野部での園芸農業が盛んで、河口の町はこれらの産物の集散地として繁栄してきました。
安田町役場旧庁舎が完成したのは昭和46年(1971年)。日本社会は戦後から復興を遂げ、高度経済成長期の末にさしかかった頃です。それから49年を経て、今年令和2年(2020年)に、安田町役場新庁舎が完成しました。昭和から平成、そして令和にかけて、日本社会の転換とともに、安田町も大きく変化してきました。
そこで役場新庁舎完成を記念して、安田町民から昭和期から平成期を中心に、安田の自然・まちなみ・交通・農業・産業・文化・風俗などを題材に撮影した写真を募集し、安田の約50年の昭和・平成史を振り返る写真展となっています。