伝統的和風建築「旧柏原邸」

和室③・内縁・濡れ縁

和室③は、和室②と和室④の間の居室で、南に面し、内縁と濡れ縁が設けられています。和室④との室境の上部には技巧を凝らしたケヤキの欄間がはめ込まれ、押し入れの上には、7枚扉の神棚が備えられています。また、軒先の丸桁を柱が支えて深い軒を作っています。
内縁と濡れ縁は1枚のガラス戸で仕切られており、ガラスは大正ガラスを用い、斜めから中庭を見ると、外の景色がゆがんで見えます。